石川県(金沢市・白山市・野々市町) インプラント矯正歯科、小児機能矯正小児歯科口腔外科顎関節症予防歯科審美歯科

なりのぼう歯科口腔外科クリニック

TEL 076-274-5432

インプラント治療

インプラント治療は院長が担当します。
口腔外科専門医があらゆる手術で培った技術を生かして
安心、安全なインプラント治療に努めています。

インプラント治療とは

インプラント

失ってしまった歯の替わりにチタン性の人工の歯根を用いて歯を再建する治療法です。義歯と違って取り外しの必要がなく、しっかり咬めるようになります。またブリッジ治療とは違い周囲の歯牙を削合する必要がなく、周囲の歯の負担軽減にもなります。
前歯のような審美的要求度が高い部位でも様々な技術で審美的なインプラント治療が可能です。



インプラント治療に必要な条件

インプラント治療を行うには十分な骨と軟組織が必要です。ただし、すべての人が十分な条件を満たしているわけではありません。それを補うために骨の造成治療があります。自分の骨を使用したり人工骨を使用したりして骨の増大を行いインプラント治療を行うのです。
機能的、審美的な状態を良くするために軟組織の移植が必要な場合もあります。
全身的な疾患などで創傷治癒に問題がある場合や局所的に条件が悪い場合にはインプラント治療が適さない場合もあります。



インプラント治療に必要なこと

インプラント治療は歯肉を切開してアゴの骨にチタン性のスクリューを埋入する手術治療の一つです。骨移植や軟組織の移植を伴う場合もあり特別な手術技術が必要となります。安全、安心な治療を行うには十分な解剖学的知識外科手術の経験が必要なのです。
またインプラント治療は歯の欠損治療の一つの方法であって、歯周病治療、咬合治療、顎関節治療、根管治療など総合的に口腔内を治療していかなければお口の健康は保てません。つまりインプラント治療にはお口の中をトータルに見て行く総合的な力が必要です。



手術に大切なこと

手術にはどこにどんな神経、血管が走っているかなど解剖学の熟知が非常に重要です。頭で覚え、目で見て、手術を経験して身についていきます。この知識、経験が安全な治療に結びつき、ひいては万が一の偶発症の時も適切な対処へとつながるからです。



インプラント治療に必要な環境

手術器具

インプラント治療は手術治療の一つです。つまり手術ができる清潔な環境が必要です。周囲と閉鎖できる手術室があること。器具をたくさん置いたり、術者、介助者以外の外回りの人間が術野に近ずかづに動ける広さがあること。手術は清潔な環境で行わなければならないので、清潔区域、不潔区域の区別がはっきりされていることが重要で、またスタッフ全員がそれを理解していることが大切です。一般の外科手術では当たり前のことです。

インプラント手術の様子

当院では周囲と隔離できる手術室でインプラント治療を行っております。また術者、介助者すべてがディスポーサブルの滅菌術衣を着て、器具を置く台や患者様へ掛けるデッキもすべてディスポーサブルの滅菌デッキを使用しております。清潔、不潔領域の区別を十分に行っております。顔面の消毒、口腔内の消毒から器具の消毒まですべて病院口腔外科手術に準じた環境で行っております。

当院のインプラント治療

表彰状

京都インプラント研究所 専門医養成講座で最優秀賞例発表賞を授与される。

口腔外科専門医であり、インプラント手術以外にも数多くの顎顔面領域の手術を手がけてきました。ここで培われた技術と知識を基本に安心、安全なインプラント治療の提供に努めています。
また日本口腔インプラント学会認定研究施設である京都インプラント研究所(残念ながら北陸には認定研究施設はありません)に在籍し研究、研鑽を続けており最新のインプラント治療を提供できるようにも努めております。
また歯周病治療、咬合治療、顎関節治療にも力をいれており、総合的に患者様のお口の中の健康を保てるように努めています。



インプラント治療の手順

  1. 歯型の採取、レントゲン検査を行います
  2. 模型上にて最終的な補綴物の状態を再現し、治療のゴールをシュミレーションします。
    (診断用ワックスアップ、理想的なインプラントの埋入位置やその他の処置の必要性などが診査できます)

    診断用ワックスアップ

    診断用ワックスアップ

     

    埋入ポジション ステント

    サージカルステント

     

    埋入ポジション ステント(拡大)

    サージカルステント

  3. CTにてインプラント埋入部位の骨の精査を行います。
    (骨の質、形態、神経血管の走行位置、骨内病変の有無など様々な情報が得られます)
  4. シュミレーションソフトにてインプラントの埋入部位、方向、付加手術の必要性を検討し治療法を決定します。

    これらの診査、診断の手順が安全で機能的なインプラント治療を行うには不可欠です。
  5. サージカルガイドにてインプラント埋入手術を行います。


インプラント治療の例

◆ 前歯部一本欠損の場合

従来の治療

従来の治療方法

両隣の健康な歯を削って土台にし、ブリッジで治療

 

インプラント治療

インプラント治療

欠損部にインプラントを埋入し人工の歯を単独で装着


◆ 臼歯部から歯が欠損している場合(遊離端)

従来の治療

従来の治療方法

部分入れ歯で治療。健康な隣の歯に維持のための鉤を書けるため、歯に負担がかかります。

 

インプラント治療

インプラント治療

必要な本数のインプラントを埋入し、それぞれ単独で治療するか、インプラント同士を連結したブリッジとする。


◆ 完全に歯がない場合

従来の治療

従来の治療方法

土台になる歯がないため総入れ歯となります。うまく合わない場合は食事がおいしくない、うまく話せない、外れやすいなどの問題が生じることがあります。

 

インプラント治療

インプラント治療

インプラントを土台にして入れ歯を安定させ、動かず、しっかりした義歯にすることが出来ます。また、あごの状態によってはインプラントによって一本ずつの歯を自然な状態で再建することも可能です。



症例

症例1

定型埋入手術症例(インプラント埋入手術のみ)

術前

左右上顎臼歯部に歯牙の欠損があります。

術後

左右上顎臼歯部をインプラントにて修復しました。


術前

右下顎臼歯部に歯牙の欠損があります。

術後

右側下顎臼歯部をインプラントにて修復しました。


術後のレントゲン写真

インプラント治療後のレントゲン写真です。
上下ともに骨条件が良く手術はインプラント埋入のみで行う事が可能でした(定型埋入手術)

症例2

抜歯即時埋入手術症例

術前

上顎の前歯が破折してしまい、残念ながら抜歯が必要です。
抜歯後の欠損補綴にインプラント治療を選択しました。

術後

抜歯と同時にインプラントを埋入する、抜歯即時インプラント治療を行いました。同時に行うことで歯肉の状態がきれいに維持されています。

症例3

骨造成手術併用症例(自家骨移植)

術前

抜歯後数年経過しており、骨が吸収して顎堤が細くなっています。このままではインプラントは入りません。

術後4ヶ月

インプラントの埋入と同時に骨造成手術を行いました。
手術後4ヶ月の状態です。骨の幅が増大しています。(自家骨移植)

最終補綴物が入ったもの

最終補綴物が入りました。

症例4

骨造成手術併用症例(自家骨移植)

術前

歯根が破折していたため、骨が著しく吸収していました。抜歯後2ヶ月の状態です。骨幅がなくなっています。歯肉の下にも骨がありません。

術後

骨造成と同時にインプラントを埋入して修復しました。(自家骨移植)

症例5

無歯顎症例(自家骨移植併用)

術前

歯の欠損と下顎骨の萎縮が見られます。
顎の骨が萎縮しているため義歯が動き、十分な咀嚼機能の回復が困難です。


術後

骨移植を併用してインプラントによる固定性ブリッジで咬合機能の回復を行いました。

術後


  固定性ブリッジなので動くことなく、

  十分な咀嚼機能の回復がなされました。

症例6

特殊症例(埋伏歯抜歯、骨移植併用)

術前

義歯の不具合、咀嚼障害を主訴に受診されました。義歯の金具をかけた歯が動揺してきています。金属床による義歯を何度も作ったが、十分咬むことができなかったようです。

治療中

動揺している歯は抜歯しました。義歯での咀嚼機能の回復は難しいと考え、インプラントによる咬合機能の回復を計画しましたが、骨の中に歯が埋伏した状態にありインプラント埋入に支障がありました。


CT写真

X線CT写真。
上顎骨内に埋伏歯が認められます。

 

術後

口蓋から骨を開けて埋伏歯を抜歯しました。骨欠損部に骨移植をして同時にインプラントを埋入しました。固定性のインプラントブリッジでの咬合機能の回復を行いました。十分咬めるようになりました。

症例7

重度骨欠損症例
事故にて前歯5本と上顎骨が欠損しました。
自家骨移植を行い、インプラント治療を行いました。

CT写真

外傷により前歯5本がなくなり、骨も欠損状態となる。CT写真。

CT写真

骨の移植手術により、前歯部の骨の状態が回復し、インプラント埋入が可能となる。


治療中 術後


インプラント治療の付加手術について

骨や軟組織の状態が良くインプラント埋入手術のみで済む場合には必要ありませんが、状態が良くない場合には骨や軟組織の移植が必要になります。概ね以下の種類があります。

  1. 骨造成(GBR)
    自家骨および人工骨と特殊な膜を用いて骨の幅を作ります。
  2. サイナスリフト
    上顎骨が薄い場合に、上顎洞に自家骨と人工骨を移植して骨を作ります。
  3. ソケットリフト
    上顎骨が軽度に薄い場合に、インプラント形成窩から簡単な骨移植を行います。
  4. ベニアグラフト
    非常に骨幅が薄い場合には、自家骨を採取し、薄い部分にベニア状に貼付けて骨の幅を作ります。下顎骨の後方部より骨を採取します。
  5. リッジエキスパンジョン
    薄い骨を割って幅を広げてインプラントを埋入します。
    自家骨と人工骨の移植も必要です。


付加手術に必要なこと

付加手術には特別な外科的な手術技術が必要となります。骨を採取したり、骨を割ったり、上顎洞を開けたりと一般歯科診療では行わない技術が必要となります。顎顔面領域のあらゆる場所の手術を行ってきた口腔外科専門医の技術が生かされます。


◆ サイナスリフト

上顎洞という上顎骨と眼窩の間にある空洞に骨や人工骨を移植し、骨造成を行ってインプラント治療を行うものです。上顎洞は通常の歯科診療では接する部位ではなく、特別な知識と経験が必要です。
これまでに上顎洞炎、術後性上顎嚢包、上顎骨骨折、上顎腫瘍などの手術で上顎洞手術を数多く行ってきました。これらの技術、経験が治療に生かされます。


◆ 骨造成やベニアグラフト

骨幅の薄い部分に自家骨を採取して移植し、インプラント治療が出来るように骨幅をつくります。現在はほとんどが下顎枝という、下アゴの後方から骨を採取します。これまでに下顎骨骨折、下顎歯肉がん、下顎骨骨髄炎、顎変形症、顎骨嚢包などで数多くの下顎骨の手術を行ってきました。これらの技術、経験が治療に生かされます。



インプラント治療を希望される方へ

インプラント治療は最終の冠が装着されてからが大切です。少しでも長く持たせるために、定期的なクリーニングかみ合わせなどのチェックが必要です。入ったらおしまいではありません。つまり一生のおつきあいになります。ゆえに歯や歯周病の治療などお口の中すべてをトータルに診ていってくれるクリニックでのインプラント治療をお勧めします。インプラント治療はお口の中の治療法の一つにすぎないからです。だから我々は総合力を培うために日々努力を行っているのです。
全身状態や疾患などで創傷治癒(傷の治り)に問題のある場合や顎骨の状態によってはインプラント治療が適さない場合もあります。またインプラント意外の治療が適切な場合もあります。
それぞれに合った治療方法を御提供させて頂きますので、お気軽にご相談下さい。

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